泣虫女 と 毒舌男


「はぁ~」


ここで困った表情を浮かべる彼。


変な体勢で押さえられてる私は、力を加える場所を定めることができず、ただじたばたしてるだけ。



「やだやだ!離して!!」


私の必死の抵抗は、どうやら相手には敵わないようだ。



「俺がお前を蔑む理由がわかるか?


何でお前だけに付き纏うのか、本当にわかんねぇのかよ」



こんな寂しげに言う水上の表情を、やっと私は直視できた。



突然こんなことを聞く理由は何?


私だって水上のことわかんないよ。



「あんたは。。。
私のこと、ただの遊び道具くらいにしか思ってないでしょ!?


だから簡単に私を傷つけることができるんだよ!!


           違う?」