泣虫女 と 毒舌男


え、私水上の部屋なんかに入んなきゃいけないの?


なかなか進まない私に、更に怒りを溜めている水上。


押されてようやく気づいた。



まぁまぁのキレイさだね、なんて思っていると、水上から持っていたカバンを奪われ、その辺に投げられた。


「何すんの?」って言おうとしたけど、私は水上に押し倒されて言えなかった。


え、何この状況。



何で今私は水上に押さえ付けられてんの?



「おまえ、本当に一目惚れしたのか?」


・・・は?

何でそんなこと、こいつが気になるの。


「それが何?

どうせバカとか何とか言って、私を蔑むんでしょ」