「あ、貝塚くん帰るの?また明日ね」 ちょっと気まずいけど、ずっとこのままは嫌だから笑顔でそう言うと、貝塚くんは顔をしかめた。 怒っているのだろうか…。 「あの、貝塚くん。ごめんね?なんか私のせいで不機嫌にさせちゃって。私のこと嫌いなんでしょ?いつも話しかけてくれてありがとう。」 楽しかった、と言おうと思ったとき、片岡くんに腕をつかまれた。 力強く、痛いくらいに。 「嫌いじゃねーよ。…逆だ、ばか。」 …え?