そのとき、片岡さんが鈴村さんの肩を掴んだ。 「おい、紅。志帆はがんばったんだ。いいだろ?お前だって、分かるだろ。」 「分かるわ。でもあいにく、私は痩せるという苦労をしたことがないから、どれだけ頑張れたのかなんて分からないわ」 そうだよね。 鈴村さんが、痩せるという努力をしたことあるわけがない。 「そうかもしれねぇけどそうじゃなくて!見てわかんだろ」 少しイラッとしたように鈴村さんに言う。 なんか、喧嘩になりそう。 私は会話に割り込んだ。