先に口を開いたのは鈴村さんだった。 「今日会ったのは、他でもない、裕介のことよ。」 ニコッと微笑むが、目が笑っていなかった。 それと、名前…。 裕介って呼んでる。 婚約者だから、なのかなやっぱ。 「はい…」 いろいろ考えながら返事をした。