「ああーっ!じゃあ僕ハンバーグがいいなー!」
その言葉でハッと我に返った。
あの何でも見透かしてそうな瞳…苦手だ。
「わかった。決定ねっ」
そんな思いを消し去るようにわざと明るく言い放ちキッチンへと向かった。
案の定、道具や食器、調味料など全て新品で用意されていたため使うものの開封から始まったのだった。
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やっと全ての工程を終え出来たものをリビングに運ぶ。
「できたよ」と言いながらテーブルにそれを並べていく。
途中からオレンジ頭が手伝ってくれ並べ終わった無駄に大きいテーブルの椅子に腰を下ろす。
皆が座り終わった時、「いただきます」と言いながら食べ始めた。
「さすが俺の妹〜!美味い!」
「いつでもお嫁に行けるね」
「ちょ、ばっ、おい光!」
爽やかな笑顔の光にぃとそれをむせながら睨みつける類にぃ。
それに続いて希龍メンバーにも「美味しい」と言ってもらえたのが少し嬉しかった。
「ありがとう」
なんだか心が暖かくなってすんなりとでた言葉だった。

