「華城美希、です」
「華城って事は兄貴達は光さんと類さんか」
「うん」
もう隠す必要も無いため普通に教える。
誰だよ秘密にした方が楽しそうとか思ったやつ…
なんて自分を貶し始めた時。
ガチャと扉の開く音が聞こえた。
この部屋の鍵を持っているのは私だけ。
え、怖い…誰!?
しかし、その正体はすぐに分かった。
「美希ぃ~!お兄ちゃんが遊びに来てやったぞ〜」
嬉しくない。
この状況でこいつらはめちゃめちゃ嬉しくない。
「類にぃ?何の用?」
「久しぶりの再開なのに…もっと喜んでくれても…」
なんて言いながら泣き真似を始める類にぃ。
久しぶりの再開って…朝会ったし。
「うわキモい。こいつと双子とかどんな悪夢だよ」
相変わらず爽やかな笑顔で毒を吐く光にぃ。
さすがっっ!光にぃは好き。

