世界No.1の最強姫《大修正中》





無駄に広いこの家は部屋からリビングに行くだけでも時間がかかる。



「美希ぃぃ!!お願いだから無視しないでぇぇ」


なんだか可哀想になってきて仕方なく「おはよう」とだけ返す。



「美希が…美希がおはようって言ってくれたぁぁ!!これで俺一日幸せ頑張れるぅぅ」



一人で無駄に騒いでいるキチガイに光にぃと二人で冷たい視線を送りながら今度こそ下へと続く階段を歩き始める。


結局時間をロスしてしまった。


私の部屋からこんなにも距離があるのにあれほどの声が聞こえてくるなんて改めて考えるとめちゃめちゃすごいなと思う。


さすが元レディース総長?


それとも私の聴力が無駄によかったり?


どうでもいいや。


こんなくだらないことを考えているうちにリビングに続くドアまでたどり着いていた。