世界No.1の最強姫《大修正中》





私の考えを察してくれたらしい翔ちゃんは「麗さんはあの席です」とおしえてくれた。


女だってばれないように声は少し低くしたつもりだけど本当の男から見れば高いんだろうなぁ…


そんな事を思いながら私は自分の席へと歩き始める。


翔ちゃんの前を通り過ぎる時ふと視線を上げると紫頭と目が合った。


でもそれは一瞬ですぐに逸らされる。


何事かと周りを見渡せば皆して目を合わせてくれなかった。

目線は合わないもののばっちり見えるほんのり赤い顔。


この教室風邪の菌増殖してるよ。絶対そうだ。



『絶対みんな熱あるだろ。うつすなよ』



この発言でクラスメートは察した。

麗はタチの悪い無自覚野郎だと。


そんな事を知る由もない私は翔ちゃんが言っていた席に辿り着き腰を下ろす。


窓側だが残念なことに後ろから二番目という微妙な位置だった。


席についたものの何もやることがない私は机に伏せ寝る体勢に入る。


だか私の睡眠時間はある人物によって簡単に終わってしまった。