私の名前は華城美希(かじょうみき)

世界一の族、舞蘭の総長やってます。

職業はニートです。


とりあえずこのまま降りるのはダメだと思いベッドからドレッサーへと歩く。


そのまま椅子に腰を下ろし鏡に映る自分の黄緑色の瞳と見つめ合いながら金髪ストレートの髪をとかす。


今日は何しようかな…なんて考えていると。



「美希!起きてるでしょ?早くおりてらっしゃい!」



降りてこない私に痺れを切らしたのか朝から元気すぎる声が聞こえてくる。


残念ながら寝起きの私には大声を出せるほどの元気はないためそのままスルーする。


できることなら分身でも作っていかせたい。


そして私はそのまま眠りに「こないとわかってるわよねぇ?」


つくことはできなさそうだ。


まるで私の心を読んでいるかのように良すぎるタイミング。


エスパーみたい…


昔何処かのレディースの総長だったらしいお母さんは怒るとめちゃめちゃ怖い。


今だってドス黒い微笑みを振りまいているんだろうな…