「ここが幹部室だよ」
それだけ言いその扉を開けた。
「美希!!」
入った瞬間、聞こえた声と共に抱きついてきた人物。
顔は見いなかったもののこの力強さは間違いなく…
「愁斗!苦しいーーっ」
「ごめんごめん〜っ!つい!」
テヘッとしながら謝る愁斗はやっぱり可愛くて。
いつもこれに負けて許してしまう。
なんだけど…いつもの違うことが1つ。
後ろからとてつもなくドス黒いオーラが漂ってくる。
舞蘭のメンバーはこれよりもすごいのに慣れてるからビクともしてないけど。
あえて言う必要もない。そう判断した私は気にすることなく定位置に座った。

