傍観者side ー夜の路地裏 族どおしのケンカを止めるため、黒猫が現れた。 黒猫の凛とした声が響く。 「やめろ。」 男達はその姿を見ると、そそくさと逃げて行った。 その時、強い風が吹いて黒猫のフードがとれた。 ーバサッ 赤色の髮に青い目が光る。 黒猫は再びフードをかぶり直すと、 帰って行った。 傍観者side END