空は雨雲が一面に広がっていてどんよりしていた。

昨日にもまして今日は寒い。


「もうすぐ冬だね…」
もうすぐ冬。


それがあけたらあたし達は卒業だ。


……卒業なんて出来ないか。



「あっ!雨降ってきた~。」

利麻が空に手を伸ばしながら「ほら!」と言ってくる。


その時あたしの頬にも雨が当たった。

「ほんとだ~」


「この先にコンビニあるから、走ろっか。」

「そうだね~」

雨が強くなる前にあたし達は走る事にした。