「いいですよ!」 そう言って着付けのお姉さん達が離れた。 「うわぁ…」 全身鏡を見てビックリ。 あたし… だよね? 髪もセットしてもらったし、ドレスも着てる。 メイクもしてもらって、ほんとに良かった。 ガチャッ… お母さんかな? くるっと振り返ると、そこにいたのは優斗だった。