「愛里を迎えに来てくれたの?寒いでしょ?さ、入って入って!」 「そうだよ優斗!風邪ひいちゃうから!」 結局、最後まで優斗は入らないって言ったけど、強引に中に入ってもらった。 風邪ひいたら困るし。 …大事な優斗だもん。 そして結局この日の天気が悪化して、あたしのお母さんの車で校門まで送ってもらった。 優斗と同じ車から降りたから、1年生の車で来ている集団からの視線がいたい。