季節は冬。


「ゆぅとぉ〜!」




「なーんーだーよー!」




優斗と付き合って3ヶ月。


なにもなく順調に過ごしていたころ。



「さーむーいーよー!」



「しってるー!」


午後。


あたしと優斗は降り積もる雪の上を歩きながら、ショッピングモールを目指していた。




「いらっしゃいませ〜!」




ふぅ…



「あ、優斗の頭の雪!ヤバイよ!」




「あ?あぁ…やばいな…ってかお前もな」