またあの感覚… 文化祭で第2放送室であった出来事と同じ… あたし… あたし今 優斗に キスされてる…? 優斗の唇があたしから離れていく。 「…バーカ」 なっ…! 「あたしバカじゃないっ!」 「はいはい。さて、そろそろ帰るか。先生達もまだ待ってるだろ」 「うん!」 優斗の手とあたしの手が重なる。 「ふふっ」 思わずニヤけて笑っちゃう。