「まぁな。まさかここで…こっちで会えるとは思ってなかったよ」
俺もそう思う。
偶然じゃない。
必然だったんだ。
「おめでとうございます」
「おっ!お前から言われるなんてな」
「…どーゆー意味ですか?」
「ははっウソだって」
思いっきり笑う晴也先輩は、いつもの晴也先輩だった。
「あ…俺そろそろ戻ります。待たせてるやついるんで…」
「そうだったのか…悪いな。引き止めて。あそこのおでん、おごってやるよ」
そして晴也先輩は、おでんを買ってくれた。
結局、愛里が食ったけど…いっか。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…