「…あっ…ありがとう舞衣ちゃん…

最近やっとコンタクトにしてもいいって許可が出たから…」

音ちゃんは恥ずかしそうにお礼の言葉とコンタクトにした理由を教えてくれた

「許可って…コンタクトするのに許可がいるの?」

「佳乃と智美と優花から許可が出るまでコンタクトにしない約束してたから…」

あぁー何となく分かってしまった…

3人は一番近くに居て音ちゃんの美貌を知っていたに違いない

だから3人は音ちゃんを守る意味で最近までコンタクトを許可しなかったのかも…

(あくまでも私的な見解ですが…)

ぽつりぽつりと二人で会話をしていたら

酔っぱらった、名前も知らない同級生が音ちゃんに抱き付かんばかりの勢いで乱入して来た…

そして直ぐに音ちゃんを口説き始める…

綺麗になった音ちゃんに一瞬にして心を奪われたと、付き合って欲しいと言っているように思われる

何故?言っていると断言しないか?…酔っぱらって呂律が回っていないから!

困り果てた音ちゃんは酔っぱらったその人が怖いのもあってか?

私の腕をギュッと掴み目で何かを訴えかえている?

佳乃ちゃんたちを呼んで来て欲しいの?でもそれだと…

この人と2人だけにする事になるからマズイよね?

残るは…私がこの人から音ちゃんを救出するしかないかなぁー?