注文した料理がテーブルに揃い、私達は食事を口にする。さっきまでのカラオケのことなどを話しながら、少し早めの夕食は刻一刻と過ぎて行った。
やがて、二人の箸が止まり始める。チャンスは今だ。私は鞄の中から封筒を取り出す。彼に思いを告げる手紙を送った、あの日のように。
「……空渡さん。実は私、最近悩んでることがあって。あの時みたいに手紙を書いてきたので、読んで欲しいんです。
これは、二人で解決しなきゃいけないことだと思うんで…」
空渡さんは目を丸くしながらも小さく頷く。そうして私から受け取ったものの封を切って、便箋に書かれた文章に目を通し始めた。
……この時間は、やっぱり果てしなく長い。空渡さんもそう感じているのだろうか。
私は手紙に正直な気持ちを書いた。飲み友達の女性や親しげに話していた女子高生の存在。自分はちゃんと空渡さんの彼女なのかどうかという不安。共通の話題を探すことの大切さ。そして……もっと空渡さん自身のことを話して欲しいということ。
読み終えた空渡さんが、ゆっくりとこちらを向く。その目がたたえているのは、沢山の思いが入り混じった鈍い輝きだった。
やがて、二人の箸が止まり始める。チャンスは今だ。私は鞄の中から封筒を取り出す。彼に思いを告げる手紙を送った、あの日のように。
「……空渡さん。実は私、最近悩んでることがあって。あの時みたいに手紙を書いてきたので、読んで欲しいんです。
これは、二人で解決しなきゃいけないことだと思うんで…」
空渡さんは目を丸くしながらも小さく頷く。そうして私から受け取ったものの封を切って、便箋に書かれた文章に目を通し始めた。
……この時間は、やっぱり果てしなく長い。空渡さんもそう感じているのだろうか。
私は手紙に正直な気持ちを書いた。飲み友達の女性や親しげに話していた女子高生の存在。自分はちゃんと空渡さんの彼女なのかどうかという不安。共通の話題を探すことの大切さ。そして……もっと空渡さん自身のことを話して欲しいということ。
読み終えた空渡さんが、ゆっくりとこちらを向く。その目がたたえているのは、沢山の思いが入り混じった鈍い輝きだった。



