……授業中はウズウズして、早くみんなに話を聞いて欲しくて堪らなかった。
勿論授業は真面目に受けたけど、頭のほとんどを支配していたのはもらい物のこと。授業が終わると同時に、私は出入り口を飛び出して行った。
教室のドアを開けると、予想より大分乱暴な音を立てた。室内に居た全員が振り向く程の迷惑行為をしてしまい、頭を下げながら足早にみんなの元に向かった。
「陽富ちゃん、そんなに急いでどうしたの?」
真里ちゃんが不思議そうな顔で言った。私は待ってましたと言わんばかりに、席に着くと身を乗り出した。
「これ、高天さんからもらったの!!」
私の手中のそれに、三人の視線が注がれている。「良かったねー!」の言葉と笑顔に、益々喜びが大きくなった。私は素直に「うん!」と答える。四人で嬉しさを共有している内に、授業が始まっていた。
帰る頃には、昨日お母さんに小言を言われたことも、韓国語の授業で先生に泣かされたこともすっかり忘れていた私。
嫌なことはいつまでも覚えている自分が、今日だけは別人のようにケロリとしている。おかしくて、何だか笑えてきた。高天さんの力は、やっぱり凄い。
勿論授業は真面目に受けたけど、頭のほとんどを支配していたのはもらい物のこと。授業が終わると同時に、私は出入り口を飛び出して行った。
教室のドアを開けると、予想より大分乱暴な音を立てた。室内に居た全員が振り向く程の迷惑行為をしてしまい、頭を下げながら足早にみんなの元に向かった。
「陽富ちゃん、そんなに急いでどうしたの?」
真里ちゃんが不思議そうな顔で言った。私は待ってましたと言わんばかりに、席に着くと身を乗り出した。
「これ、高天さんからもらったの!!」
私の手中のそれに、三人の視線が注がれている。「良かったねー!」の言葉と笑顔に、益々喜びが大きくなった。私は素直に「うん!」と答える。四人で嬉しさを共有している内に、授業が始まっていた。
帰る頃には、昨日お母さんに小言を言われたことも、韓国語の授業で先生に泣かされたこともすっかり忘れていた私。
嫌なことはいつまでも覚えている自分が、今日だけは別人のようにケロリとしている。おかしくて、何だか笑えてきた。高天さんの力は、やっぱり凄い。



