それでもそばにいてくれる爽汰だからこそ、あたしは嫌われたくないって思う。 だから、いかにも見え見えな野村には、吐き気がする。 この件が片付いたら二度と関わりたくない男No.1だ。 あたしは顔を歪めて、野村に返す。 「30分後、昨日の居酒屋で」 あたしはそれだけ送ると返事も待たずにお風呂場へ行ってシャワーを浴びた。 泣いてグシャグシャの顔なんてみっともないし。