明日、別れましょう





はぁ、とため息をもらした俺は、まっすぐ藍羅を見つめる。






「“何でも”じゃ分かんねぇだろ? それに、別れたいっていうぐらいなら、嫌われてもいいんじゃん? 俺だって、藍羅のこと嫌いになったら別れたいって思うよ?」


「別れたいけど嫌われたくはないの!」







……それって、すっごい矛盾してるってわかってるのかな、この子は。






あー。もうどうしようか。

長年付き合ってる経験上、こういう時に藍羅が素直になる確率は0%に等しい。







「……藍羅、別れる?」


「…………いやだ。爽汰いなきゃいや」






そして、彼女はこういう子です。




こんなめんどくさい子、何で好きになったんだろ、俺。

あー。やっぱり別れるべきか。




いや、でも今さっき「いや」って言われたわけで。










めんどくさ!