「大丈夫か?」 「え……なに、が?」 「いや、二日酔い。お前が二日酔いっていったんだろ?」 「あ、そう。うん……ちょっと、気分悪いかも」 「見れば分かる」 そういった彼の手のひらが、頬に押し当てられる。 暖かくて気持ちいい。 目を閉じると、爽汰が頭を引き寄せてくれた。 彼の肩に寄りかかる。 「顔色悪すぎだっつーの。しんどいなら休めよ」 ため息混じり。 心配してくれてるってのがダイレクトに分かって、なんだか心がホクホク嬉しくなった。 と、同時に。 野村の顔が、頭から離れない。