背中に冷や汗が流れた。 「藍羅」 3度目。 これ以上は、まずい。 あたしは自然を装って、爽汰に向かっていく。 「爽汰、何でいるの?」 「何で、って。朝、ラインしただろ! 出かけよう、って。既読無視してんな!」 ペシッと頭を叩かれて「いたっ」と声を漏らす。 あー、そうだ。そういえば、そんなラインが来ていた。