大学のカフェを出たあたしは、特に行くあてもなく。 原チャでぐるっと街を一周して、3限が始まる前に大学へ戻った。 講義室へ向かいながらスマホを見ると── 「ごめん、藍羅!」 「ちょっと疑いすぎてた!」 「今度ケーキおごるから許してちょ!」 由依から、3件のラインが来てて、思わずクスリと笑ってしまった。 迷わず「あたしもごめん」と返して、講義室に向かう。