「そーなんだ? あいつも二日酔いかもね」
「そうなの? ていうか、昨日何時まで飲んだの?」
「……日付ちょっと跨いだかな」
「ふぅ~ん?」
え。もしかして、怪しんでる?
ちょっと。それはやばい。
あたしは慌てて両手を振った。
「由依が心配してるようなこと、ないからねっ? あたしには爽汰がいるし!」
「……」
「ちょっと。マジで、疑ってる?」
「別に? ……そんな慌てられると、逆に疑いたくなるよ」
「ばッ……っかじゃないの?」
心臓、止まるかと思った。
由依は、鈍感な子じゃない。
むしろ冴えてる方だ。
んで、完璧恋愛脳だから、こういうことを見抜く目はピカイチ。だと、あたしは勝手に思ってる。



