──家に帰ってシャワー浴びて、アレコレしてたら結局1限には遅れた。 「おは~。寝坊?」 「……二日酔い」 いつもどおりニコニコ笑ってる由依に、なんとなく笑顔は向けられなくて適当な嘘で誤魔化す。 「あー、藍羅ってば超飲んでたしね~。ロックばっかり。しかも日本酒の」 「そうだっけ? 覚えてないや」 「もー。記憶無くすまで飲むとかナイから!」 ケタケタ笑う彼女の正面に座りながらテキストを開く。 2限はなくて、3限が世界史。 予習してないし、やらなくちゃ。