「今日3限で終わりの日だったよな?」 「俺仕事休みだから会おうよ」 ……震える指先は、爽汰からの2件のメッセージに、何も返信できなかった。 いつもなら「良いよ。迎えに来て」って返せるのに。 会えるわけない、って思ってしまう。 「うーん……」 「っ」 野村の声がしてぱっと振り返る。 彼は顔を歪めて寝返りを打っていた。