チラッと野村を確認すると、起きる気配はない。 ……と、とりあえず、あそこに落ちてるあたしのパーカーを拾おう。 そーっとベッドから抜け出して、少し大きめサイズのパーカー(数年前、爽汰からパクったもの)を拾う。 手早く羽織ってファスナーを一番上まで閉めてから、スマホを手に取った。 ドクリ。 爽汰からのラインだった。