「駕龍の幹部ってゆうから髪もハデなんかなーと思ったっつーのに!普通の茶髪じゃん」
残念そうな顔して俺を見てくる赤髪。
「全国No.1だからって髪がハデだとは限らねーだろ。ほら、オレが勝ったんだから三千円な」
「あーあ!また負けかよ~。ん!」
そう言って灰色の男に三千円を渡す赤髪。
てか俺の髪色で賭けてたのかよ。
「自己紹介してないよな。
オレは椰田煌軌(やたこうき)。よろしくな」
「俺は鳴束璢胡(なりつかりゅう)だ!」
灰色が煌軌で赤髪が璢胡ね。
「ほら、柚璃も自己紹介~」
「……鈴醂柚璃(すずさわゆり)ですわ。
なるべく近づかないでくださいな」
鏡羽の腕を抱えてそっぽを向きながらゴスロリ女は言った。
「…来宮莱嘉。知っての通り駕龍の幹部」
知ってるだろうけど俺も一応自己紹介しといた。


