キミと復讐という裏切りをしよう





一番最初に目に入ったのは、






「鏡羽ぇー!!」






鏡羽に飛びついた黒い塊…否、女だった。







「おかえりなさいですわ!私、ずっと鏡羽のお帰りを待っていましたの!」



「ただいまー柚璃。いい子にしてた~?」






尻尾を振っている犬みたいにキャッキャッと
はしゃいでいる、黒いフリフリのゴスロリ服を着た少女。





黒髪をふわふわに巻いたツインテールでフリルやらリボンやらを散りばめたゴスロリ服の女はそれはもう嬉しそうに鏡羽にくっついている。







そしてやっと後ろにいた俺に気づくと、明らかに嫌そうな目で睨んできた。







「この人が鏡羽が言ってた男ですの?」



「そーだよ♪仲良くしてあげてねー」



「チッ…これ以上男なんていらないのに…」







ホントに男嫌いなんだねー。




俺は近寄って来なければ何でもいいけど。









「こら、そんな事言っちゃダメだろ?」





そう言ってソファーに座っていた男が近寄ってきた。




灰色の髪に若干タレ目で泣きぼくろが左にある男。









「あっ!なんだよ、髪ピンクじゃねーじゃん!」





ソファーに座ってこちらを見る、赤髪の前髪がアシンメトリーの男。