聖夜を名前で呼ぶ女子は少なくない。

でも別に聖夜が許可してるわけじゃないけど。

あぁ、イライラする。

それは詩音だって同じ。

詩音に目を向けると、すごい目つきで
女子達を睨んでる。

うっ。怖い…

2人は全然気にしてないみたいだけど…

ちょっとは嫌そうにしてもいいのに。

「じゃあ、また後でな!」

「うんっ!ていっても私後ろだし(笑)」


詩音は、隼人の後ろの席。


私は…

聖夜の後ろの後ろ。

あーあ、少しの距離がすごく
遠く感じる…



「HR始めるぞーーっ」


担任が入ってくる。

「いきなりだが、
文化祭のクラスの委員考えてほしい。

募集は…4人。

誰か立候補いないか?」

んっ、4人⁇


私が反応するより先に、前の聖夜が素早く振り向いた。


…ドキっ。


まぁでも、考える事はみんな同じか(笑)

詩音と隼人を見ると、
同じくニヤニヤしてこっちを見てる。