聖夜を名前で呼ぶ女子は少なくない。
でも別に聖夜が許可してるわけじゃないけど。
あぁ、イライラする。
それは詩音だって同じ。
詩音に目を向けると、すごい目つきで
女子達を睨んでる。
うっ。怖い…
2人は全然気にしてないみたいだけど…
ちょっとは嫌そうにしてもいいのに。
「じゃあ、また後でな!」
「うんっ!ていっても私後ろだし(笑)」
詩音は、隼人の後ろの席。
私は…
聖夜の後ろの後ろ。
あーあ、少しの距離がすごく
遠く感じる…
「HR始めるぞーーっ」
担任が入ってくる。
「いきなりだが、
文化祭のクラスの委員考えてほしい。
募集は…4人。
誰か立候補いないか?」
んっ、4人⁇
私が反応するより先に、前の聖夜が素早く振り向いた。
…ドキっ。
まぁでも、考える事はみんな同じか(笑)
詩音と隼人を見ると、
同じくニヤニヤしてこっちを見てる。

![[短]愛した彼女へ 〜最後の恋文〜](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.763/img/book/genre1.png)