聖夜がため息をついた。

しまった!さすがにワガママ⁉︎

めんどくさいって呆れられたかなぁ…

あぁもう、最悪。

「あ、ごめ「いーんじゃん?たまには水族館も。」


聖夜は私の言葉を遮り、柔らかく笑って私の髪をワシャワシャと撫でた。


……キュン

それは…反則だよ。かっこよすぎ…。

「それに、隼人。お前が行きたいのどうせホラーだろ?また俺ら2人で行こうぜ?

愛衣も詩音もホラー無理だろ?(笑)」

「わ、私は大丈夫だけどねっ。」


子供扱いされてるみたいで、悔しかったからちょっと反発してみた。

「嘘つかないのっ!
愛衣、前にホラー見に行った時、私の腕にしがみついて、全然見てなかったじゃん(笑)」


詩音さん…。はいはい子供ですよ、
苦手ですよー。超苦手ですよー。