「おーい? 潤也くーん?」と呼びかける大吾

「・・・・・・・」険しい顔の潤也

「潤也?」と陽花が肩を叩くと

「!! あっ、ごめん。ボーっとしてて」

「なんだよ? 脅かすなよ」と笑う大吾

「時間なくなっちゃうし、さっさと食おうぜ?」という賢次

と、時計を見るとあと15分しかない

6人は慌ててご飯を食べ、午後の授業へと向かった。


「なぁ、潤也何考えてる?」

潤也と龍成は教室へは向かわず屋上に来ていた。

りんと賢治は午後から仕事が入っていたので、早退し、大吾は、彼のハニーのひとりにお呼び出しをされてどこかへ行ってしまった。

「・・・・・・」

「なぁ・・姫花って、名前負けしてねぇよなぁ・・・本当にお姫様だよな」

「何がいいたい?」

「わかってるくせに・・・」

「姫をこっちに来させますか!?」と龍馬は口角をあげ笑みをみせた。

龍馬ってけっこう計算高かったりするのかも・・・