無愛想な彼が私を見ない理由



なんて本音を言ってみる。

だってどーせ、俺が彼女のことを気に入っていたの知ってるんだろ?


後それと、


彼女の目線がノートに移った瞬間、

お前の方見たら、

お前は逆に彼女の方見てたよな。


そんなこと、知ってるのはきっと俺だけ。


『言っとくけど、あげないから』


さらっと言った佐倉に彼女はびっくりしてる。

よかったね、叶って。

なんて、言えない気がする。


まだ純粋にこのことを喜べないんだよなー…。