「舞、こっち」
と浩哉が私の手を優しく引いて席へ促す。
「席、隣いいの?」
他の子と隣の方が楽しいんじゃないか。
「俺は舞の隣がいーの」
少しムスッとした表情をした浩哉が言った。
どうしよう…嬉しい。
そう思ってると
「…ニヤニヤすんなっ!」
と浩哉が少し赤い顔をして言った。
そんな姿も愛おしくて、
「だって、嬉しいから…」
なんて言ったら、
「可愛すぎ。」
そう言って私の唇にキスをする。
「ちょっ!浩哉!みんないるから…」
誰かに見られてたらどうしよう。
と周りをキョロキョロ見回していると、
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