-Hiroya side- 「私も…浩哉のこと…愛してるっ…」 キスのせいか目が潤んでいて顔が真っ赤な彼女が言うそれは、愛おしすぎて、俺にはもったいないほどだった。 「舞可愛すぎ…その顔、俺以外に見せないで」 こんなに独占欲強いなんて自分でも思わなかった。 誰にも渡したくない。 ずっと俺のものでいて欲しい。 アメリカへ行くって聞いたときは、内心不安だらけだった。 舞は1人で大丈夫なのかとか。 本当に病気は治るのかとか。 あっちで変なやつに捕まらないかとか。