次の日。

昨日の子が
デートでの話をしてた。

よく、聞いてたけど
その時に

『沖乃は彼氏は?』

「いないよー!」

『好きな人は?』

「ふはっ!いるよ?笑」

『え?誰?教えて!!あたし、話してるんだからいーじゃんっ!』

「いーよー!でも後でねっ!」

給食当番で準備をしながらだった。

「あとで見つけたら腕をトントンってするよ!」

「ってか、聞いたら後悔するよ?絶対。」

と言った。

絶対に給食室の前にいると思ったから。

でも、居なかった。

給食室の前で当番全員がそろうまで
行かせてくれなくて女子の半分くらいの子たちと一緒にいた。

藤田先生が、いつもより遅れてきた。

友達の腕をとんとんってした。

そしたら、

『え!?嘘でしょっ!?』

と、いわれて
「はははっ!」っていった。

『えー!禁断!』とか大きな声でいわれて、

「違うから!声でかいから!ちょっと黙ろうか?あとで言うから。」

といった。

その間も、『えー。やば!えー。』とか
『沖乃。ダメだよ。それわー。』
とかいわれた。


全員そろって、先生のいるところから離れたらわたしは

「もー!声でかいよー!!」

といった。


『え。藤田先生でしょ?』

「うん。だから、昨日ほら。あの時、手紙渡したの。あ。あたしもう告ったからね?」

『えー!!!!告ったの!?ってか、あれ手紙渡したのかー。』

「うん。告った。そー。手紙。だからあの時、お願い!先帰って。ってずっと思ってたの。」

『先に言ってくれれば私、帰ったのにー。』


「だってー。」

『もー。まじかよー。ってか、沖乃の言った通り後悔したわー。聞かない方がよかった笑』

「でしょー?だから言ったのにー!笑」

とか話してた。