きた…。 確かにそこには辻川くんがきて、あたしの目の前を不思議そうな顔をして立っている。 やばい…。 身体中にどくんどくんどくんと心臓の音だけが鳴り響く。 でも…いまゆわなきゃもう…。 そして勇気を振り絞り声を出した。 「あの!」 「今急いでるから…」 「少しでいいんです!」 「いやあの…」 「お願いします!」