新米教師"L"

「こんなときに、何言ってんの?」

ふ、と、艶野は弱々しく笑った。

「あんたらなんか…! 私と、釣り、合わないのよ…っ。
三人いても、物足りな…、うぐッ!!」

千明が艶野の腹を思いきり蹴った。

「ふざッけんじゃねぇよ!!
"神風"って知らねぇだろ!? この辺じゃ最強の暴走族だよ!!
俺はその戦闘員!! 解るか!? お前殺すなんてカンタ…!」

「アホな嘘ついてんじゃねぇよ、何が最強だバーカ!」

「!?」

男三人と艶野は、声がした方に顔を向けた。

そこには、エルとセイ、フワ、カノンが立っていた。

「え、る…!?」

艶野は驚いたような顔をしている。

艶野のボロボロの身体を見て、エルは思いっきり顔をしかめた。

「女三人がかりで殴るような下衆野郎が
入ってるような族が最強な訳ねぇじゃん!!」

そう叫ぶと、エルは三人に向かって走り出した。