新米教師"L"

「ぅ…っ」

艶野は、抵抗するが、男三人の力に勝てるわけもなく
また足を蹴られていた。

息も荒く、立つことも辛くなってきた艶野は、
もう痛みを堪えることしかできなくなっていた。

「辛いか? 苦しいか?
これが、お前が俺たちを侮辱した代償だ!」

「馬鹿にしやがって…!」

「さて、そろそろ俺の仲間呼んじゃう?
ま、今空いてる部下で、俺が連絡先知ってる奴だから…
そんなに人数いないけどさ」

千明は携帯を取り出した。

「…!」

艶野は千明を睨み付ける。

そして、苦しそうに口を開いた。

「…意気地、無し、ね…!」

「は?」

「あ、んたたち…っ、自分、じゃ…げほっ…私、を殺せないの、よ…!」

千明は携帯をいじる手を止めて、艶野を見下ろした。