新米教師"L"

ガタン…ッ!!

「いっ…たぁ…!」

艶野が連れてこられたのは古く、誰も使わないような小さな倉庫。

強く突き飛ばされ、勢い良く尻餅をついたのだった。

「ここは、俺が所属してる"神風"っていう暴走族の溜まり場。
だから、誰も来ないよ。防音もバッチリ」

千明が艶野をさらに追い込むように言った。

「…どう、する気…!?」

三人を睨みながら立ち上がろうとした艶野の頬を、祐介は思いきり張った。

ドシャ…ッ!!

「…ッ!!」

先程より派手に転び、艶野は声も出ないようだった。

「俺たちみたいに、お前の顔に騙される奴等をつくらねぇためにも
ボコボコにしてやるよ」

祐介はそう冷たく言い放った。