新米教師"L"

くく、と笑いながら竜は口を開いた。

「い、や…! なんか、必死だ、なと…っ、くくッ」

エルは少し顔を赤くして、そっぽを向いた。

「…必死で悪かったな…っ」

「いやいや、ごめん。怒るなって。
てか、お前何でそこまでして言葉遣い直そうとすんだ?」

竜は人気とるためか、と言おうとしたが、エルの言葉に遮られた。

「一言で言えば、アイツらと私のためだ」

竜は、エルの真っ直ぐな言葉を聞き、少し硬直した。

聞きたいことはあったが、うまく言葉が纏まらなかった。

「じゃーな」

食べ終わったエルは、そくささと食器を片付けに行った。

エルの姿が完全に見えなくなったとき、竜はぼそりと呟いた。