「す、昴…、見ちまったな…」

「あぁ…、あんな恥ずかしいセイ初めて見たぜ…!」

「…ん?
おーっ、小鳥遊と鮫島じゃねえか!
見てたぜー、さっきの!お手柄だなぁ、すげえなぁ!」

エルは小鳥遊と鮫島を発見すると、迷わず駆け寄ってきた。

じぶんたちの頭をわしゃわしゃするエルを見て、鮫島がぼそりと呟く。

「なんか、ちげえな。」

「ああ、違うな。
普通の女ならここで『やっ、やだ…!見てたの…っ!?カーー///』くらいの反応するよな」