「やっべ、おいセイ!行くぞ!」

カノンがバタバタと列に加わる。

セイが小鳥遊たちに向き直って口を開いた。

「…お前らって何?喧嘩したことねえの?」

「…何だよ、突然」

「いや、一回も喧嘩したことないダチとかいねーなって思って」

「はぁ?」

「あ、俺いかねえと。」

小走りにセイが去っていく。