「別に暑くねーけど、カノンはもうちょい離れろよ」
「何でだよっ!」
カノンが吠えると、フワがエルのあぐらの上に乗った。
「…フワ、そこも十分暑いぞ」
「え~、そーお?」
エルの抗議は軽く流され、結果的に、エルはセイ、カノン、フワの三人に囲まれる形になった。
「はぁ~…、ま、いっか。
んで、D組は勝てそうか?」
エルが聞くと、カノンが軽く溜め息をついた。
「それがなぁ、小鳥遊(たかなし)と鮫島(さめじま)がなぁ…」
「なにぃ、あいつらまだケンカしてやがんのか!?」
1Dの小鳥遊 昴と鮫島 晃。
事の発端は一週間前のことだった。
***
「何でだよっ!」
カノンが吠えると、フワがエルのあぐらの上に乗った。
「…フワ、そこも十分暑いぞ」
「え~、そーお?」
エルの抗議は軽く流され、結果的に、エルはセイ、カノン、フワの三人に囲まれる形になった。
「はぁ~…、ま、いっか。
んで、D組は勝てそうか?」
エルが聞くと、カノンが軽く溜め息をついた。
「それがなぁ、小鳥遊(たかなし)と鮫島(さめじま)がなぁ…」
「なにぃ、あいつらまだケンカしてやがんのか!?」
1Dの小鳥遊 昴と鮫島 晃。
事の発端は一週間前のことだった。
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