いつの間にか、試合は第4クォーターに入っていた。 得点は、102対96。 負けていた。 17番は、第3クォーターの途中、交代させられ、監督にひどく怒られているのを見た。 第4クォーターになり、17番が再登場していた。 でも、流れは完全に名倉学園。 このままでは、本当に負ける。 「残り、一分…。6点差かぁ。」 「桜宮先輩、いっけー!!」 もう、願うしかない。 これに勝てば、東京都代表で全国大会。 負ければ…桜宮先輩たち三年生は引退だ。