家を飛び出すように出ると、待ち合わせの駅に猛ダッシュをして行った。 「カナコ!」 「希衣!遅いよ!」 「ごめん、ほんっと!」 「いいよ、早く行こ?」 「うん」 乱れた息を整えながら、試合が行なっている、会場に向かう。 カナコは、ピンクのワンピースに白のコートという、バッチリな格好だったから、隣を歩くのが恥ずかしかった。 あー、私もちゃんとした格好してくれば良かったな…。なんて、思ってしまった。