冬休みに入って3日。 特にすることもなく、ダラダラと過ごしていた私は、この日の朝早くに鳴った電話で目覚めた。 「ー…んー、だれ…?」 「誰じゃないし!カナだよ!あんた何してんの!?」 電話に出てすぐに悲鳴に似た大声が聞こえてきた。 「何って…寝てる」 「はぁ!?起きて!今日、試合だよ!?」 「試合…?」 試合って…? まだ眠い頭を、フル回転させて思い出す。